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経営理念の重要性 -優先事項を明確にー

会社を経営していくと、経営判断に迷うことや将来を見据えた戦略を考える上で、地に足がついていない、机上の話だけになってしまったりすることがあるかと思います。

 

その場合、会社の根本的な存在理由、存在意義を明確にすることで軸ができ、社内での取り組み事項や社員への支持、または社員自身が判断する上で一貫性を持つことができるのが、経営理念だと思っています。

 

今回は、そんな経営理念の重要性について、僕自身忘れないためにもまとめてみました。

 

 

1.経営理念

経営理念の定義は調べれば調べるほどいろいろと書かれており、なんとなくわかるけど、これと言うことが言いにくい所もあります。そこで、僕なりの解釈を纏めます。

 

1.1 経営理念の定義

経営理念と言うと、なんだか構えてしまいますが、簡単に言えば、会社がなぜ社会に存在しているか?という問いに経営者の想いを乗せて答えることではないかと思います。

 

例えば、ラーメン屋さんの存在理由や意義といえば、ラーメンを提供することには違いないと思います。ですが、それだけではなく、そこに店主の想いを乗せたものが経営理念になるのではないでしょうか。

 

提供した上でお客様にどうしてほしいのか。どのように感じてほしいのか。などをまとめたものではないでしょうか。

自店のラーメンを食べて、笑顔になってほしいとか、明日への活力になってほしいとか、そういう思いを乗せたものが、経営理念になりえるのではないかと思っています。

 

1.2 経営理念のポイント

経営者の想いを乗せたものが、経営理念であると言いました。その経営理念において1つ重要な点を上げると、それは利己的でないこと。利他的である必要があると思います。

 

経営者個人がお金持ちになりたいとか、目立ちたい、すごいと言われたいという目的を経営理念に入れると、他人からすると勝手にすればとなります。

経営理念は社内外へ発信していく内容でもありますので、あくまでも社会通念上受け入れられる内容でないと、かえって会社のマイナスイメージにもなりえます。

 

 2.理念に基づいた活動

一度、経営理念ができると経営者の中で軸ができるので迷う事が少なくなります。

例えば、お客様に満足してもらうことを経営理念に掲げているとすれば、実際の業務の中で満足してもらえるかどうかを判断基準の一つにできます。

 

また、社内の取り組み事項についても、いろいろと部門ごとや人によっては、反発や意見をすることもあると思いますが、経営者が経営理念に沿って、実行しようとすることに対しては、反発があっても、会社の存在目的を達成するために躊躇することなく、推し進めることができます。

 

社員が気持ち良い環境で働くことは重要とは思いますが、経営理念に沿った取り組みに対して、現場が反対だからと言って、物事を取りやめてしまうとお客様が去って行ってしまうかもしれません。結果、会社の発展に繋がらない可能性が出てきます。

 

2.1 優先事項

現場の反発や習慣などを含め、社内改革は時に大きな反発がでます。だからと言って何もしなければ会社は社会の中で取り残されてしまい、気が付けば傾いている可能性もあります。

 

そこで、改革を行う上で現場の反発などよりも優先すべき事項は理念だと思います。土台である理念に基づいて経営をするための改革。そうすれば強い心で改革に取り組めることもできますし、ただ思い付きで改革をするのではなく、理念を中心と置いた改革が可能となります。

 

重要なことは、緊急性はないが重要な案件を、確実に実行していくことです。人は、緊急性が高い仕事から処理をしていきます。しかも緊急性がなく重要な案件というのは、緊急性が高くて重要でない案件より後回しにされがちです。

 

そうすると、本当は重要で長い目で見ると全体が良くなっていく改革なのに、後回しになり状況が悪化したり、緊急な案件が増えてくることになるのです。

 

また、理念を明確にすればするほど、現場で理念に共感できない人もで出てくるかもしれません。そうすると、辞めてしまうかもしれません。が、僕はそれは仕方がないと思っています。

 

組織として、全員が同じベクトルで動く組織と、各自がそれぞれ違う方向に動く組織では確実に生産性や競争力では同じベクトルに向かって動く組織の方が強いです。

 

確かに、短期的にみれば社員がやめていくというのは極力避けたいことではありますが、理念を明確にし、理念に共感した人が集まった組織を長期的にも作っていくことが会社として、経営者として、必要ではないでしょうか。それが会社を経営する目的にもなりますし、なんのために経営しているのか、なんのために会社が存在するかという答えが経営理念であるので、経営者は経営理念を土台とした組織作りをするべきであり、逆にそれ以外の組織を作る意味はないと思います。

 

3.理念の社内への浸透方法

せっかく作った経営理念でも、社内で浸透しなければ意味がありません。浸透させる上でもっとも重要な点は、経営者の本気度です。

 

3.1 経営者の本気度

経営者が心から経営理念を腹に落とし込めていれば、自然と伝わっていくものだと思いますが、作った当初は、自分でもなんだか気恥ずかしく思ったり、しっくりこなかったりするものです。これが繰り返し考え直すことで、しっかりと自分のモノになっていきます。

 

そうすると、自然と社員との話の中でも、物事の判断でも経営理念が口から出てくるようになります。

 

3.2 浸透方法

経営理念を浸透させる方法はいくつかあると思いますが、僕が思う一番の方法は、実際の会社の取り組みや判断において、経営理念に沿った判断をすることが一番効果があるのではないかと思います。

 

例えば、設備や備品について、費用対効果を考えて判断することは勿論大切ではありますが、それだけでなく、経営理念を判断基準に持ち、それを実行する際に、社内へは「理念が〇〇〇だからこそ、実行しよう」など経営者が発信することで、社内でも経営理念が浸透していくことに繋がります。

 

また、他の方法では、よく言われているのが、

 ・手帳のようなものを配布する

 ・朝の朝礼で理念を唱和する

などもあります。これは、悪くはないと思いますが、言わされている感じもあるので、反発につながることもあります。

ただ、社員が企画書でアイデアを出す時に、たとえ本人が心から思っていない理念であっても、毎日言わされている理念をヒントにアイデアを出してくるなどはよくある事なので、それも一つの方法かと思います。

 

まとめ

経営理念は、会社が存在を定義するもの。会社という器を支える土台である。土台がしっかりと固まったものがなければ、その上に素晴らしい組織や戦略があっても崩れ落ちてしまうと思います。

 

会社が組織全体で一つの塊となり、同じベクトルに向いて動ける組織こそ本当に強い組織であり、競争社会で生き残っていけるのではないかと思います。

 

そのためにも、社内において経営理念を基盤とした組織構築、会社文化の構築が非常に重要だと考えています。